2023.12.28
ウェブアクセシビリティのチェックツールは、ウェブサイトが様々なユーザーにとって使いやすくアクセスしやすいかどうかを評価するために使用されます。以下は、代表的なウェブアクセシビリティチェックツールのいくつかと、それらの比較に関する説明です。
特徴:
WAVEは、ウェブページのアクセシビリティを視覚的に評価するための無料ツールです。エラー、警告、および改善点を色分けされたアイコンとテキストで表示し、具体的な問題点を指摘します。
利点:
直感的なインターフェースで、ウェブページのどの部分がアクセシビリティ基準に準拠していないかが一目でわかります。
欠点:
自動評価に限定されるため、すべてのアクセシビリティ問題を検出することはできません。
特徴:
開発者向けのブラウザ拡張機能として提供され、ウェブページのアクセシビリティ問題を検出し、解決策を提案します。
利点:
高度なアルゴリズムを使用して、多くのアクセシビリティ問題を正確に識別します。開発プロセスに組み込みやすい。
欠点:
非技術者には少々使いづらい可能性があります。
特徴:
パフォーマンス、アクセシビリティ、プログレッシブウェブアプリ、SEO、ベストプラクティスに関するレポートを提供する自動化ツール。
利点:
アクセシビリティのみならず、ウェブサイトの総合的な品質を評価することができます。
欠点:
他のアクセシビリティ専門ツールに比べて、細かいアクセシビリティの問題を見逃すことがあります。
特徴:
ウェブアクセシビリティの詳細な評価を行う有料サービス。APIを介してシステムに統合可能。
利点:
柔軟性が高く、開発プロセスに深く組み込むことができる。
欠点:
コストがかかる点と、初心者には使いづらい可能性があります。
これらのツールは、それぞれ特有の機能と利点を持っています。
WAVEはビジュアル的なフィードバックに優れ、初心者にも使いやすいです。
axeは技術者向けに詳細な情報を提供し、Google Lighthouseは総合的なウェブサイト品質評価に適しています。
Tenon.ioは高度なカスタマイズと統合機能を提供しますが、コストと技術的な要件が高いです。
したがって、使用するツールは、ウェブサイトの要件やユーザーの技術的なスキルによって異なります。
問題は、全て英語のツールだという点です。
次回は日本語で使えるツールをいくつかご紹介します。
DeltaTRIBE
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